広告施策を選ぶ前に決めるべき目的とKPI。広告施策を最大限発揮する方法
2026/05/18
広告施策は、目的とKPIが曖昧なままだと評価が難しくなります。SNS広告、チラシ、看板、MEO、体験型広告のどれを選ぶかよりも先に、何を変えたいのかを決める必要があります。
広告の目的は、売上だけではありません。認知を広げる、興味を持ってもらう、検索してもらう、来店前に確認してもらう、問い合わせにつなげる。目的が違えば、見るべき数字も施策の選び方も変わります。
本記事では、広告施策を選ぶ前に決めたい目的とKPI、オフライン広告で見ておきたい指標を解説します。
広告施策を先に選ぶと評価がぶれやすい
広告の相談では、最初に媒体名から話が始まることがあります。SNS広告を出すべきか、チラシを配るべきか、体験型広告を使うべきかという問いです。
媒体ごとに得意な役割が違う
SNS広告は配信と改善に向き、MEOは検索・地図上で見つけてもらう接点に向き、チラシは地域で手元に残す接点を作れます。体験型広告や街頭接触は、まだ検索していない人に気づいてもらう入口として使いやすい手法です。
どの媒体が良いかは、目的が決まって初めて判断できます。目的がないまま媒体を選ぶと、実施後に何をもって良かったとするのかが分からなくなります。
売上だけをKPIにすると途中の接点が見えない
広告の最終目的が売上や問い合わせであることは自然です。ただし、すべての広告接触がすぐに売上へ変わるわけではありません。特に認知や来店前接点を作る施策では、検索、地図閲覧、SNS確認、QR読み取りなど、途中の行動を見る必要があります。
目的別に見るべきKPI
広告のKPIは、目的ごとに分けると決めやすくなります。ここでは、認知、興味、来店前接点、問い合わせの4つに分けます。
認知を広げたい場合
認知目的では、広告に触れた人数や表示回数だけでなく、覚えてもらえたかを考える必要があります。オフライン施策では正確な接触人数を取りにくいこともあるため、実施エリア、人流、SNSでの言及、指名検索、スタッフが受けた質問数などを補助指標として見ます。写真や動画を記録する場合は、人物や店舗名の写り込み、使用許可にも注意が必要です。
興味を持ってもらいたい場合
興味目的では、広告を見たあとに調べる、近づく、話しかける、SNSを見るといった行動が指標になります。体験型広告では、スタッフへの質問、QR読み取り、投稿、資料請求ページへの遷移などが判断材料になります。
来店前接点を作りたい場合
来店前接点では、店舗や会場へ向かう前の確認行動を見ます。地図閲覧、営業時間確認、予約ページ閲覧、クーポン表示、店舗前の滞留などが候補になります。来店数だけを見るより、来店前にどの導線が使われたかを見る方が改善につながります。
問い合わせにつなげたい場合
問い合わせ目的では、フォーム送信数や電話数だけでなく、問い合わせ前にどのページを見たか、どの資料を読んだか、どの導線から来たかを見ます。広告施策が相談前の理解形成に役立っているかを確認する視点が必要です。
オフライン広告で測れるものと測りにくいもの
オフライン広告は、オンライン広告のようにすべてを細かく数値化できるわけではありません。だからこそ、測れるものと測りにくいものを分けておく必要があります。
測りやすいもの
専用QRコード、専用LP、クーポン、キャンペーンコード、地図リンク、問い合わせフォームなどを用意すれば、接触後の一部行動は測りやすくなります。実施期間とエリアを区切ることで、前後比較もしやすくなります。
測りにくいもの
記憶に残ったか、会話のきっかけになったか、後日の検索につながったかは、完全には測りきれません。アンケート、スタッフの記録、SNSの反応、指名検索の変化などを組み合わせて、近い情報を拾う形になります。
AD Nomiyaを検討する前に決めたいKPI
AD Nomiyaは、街中で気づいてもらう接点を作るコミュニケーションメディアです。検討時には、何人に見られたかだけでなく、その接触後にどんな行動を期待するかを決める必要があります。
街頭接点から何へつなげるか
店舗への来店、地図確認、SNS閲覧、キャンペーンページ、問い合わせ、イベント会場への移動など、接触後の行動を一つに絞ると訴求が明確になります。複数の行動を同時に狙う場合でも、最優先の導線を決めておくことが必要です。
評価期間をどこまで見るか
街頭接点は、その場ですべての反応が出るとは限りません。当日の反応だけでなく、翌日以降の検索、SNS確認、問い合わせまで見る設計にすると、短期の売上だけでは見えない接点も評価しやすくなります。
問い合わせ前に決めておきたいKPI例
KPIは、広告を評価するためだけでなく、相談内容を具体化するためにも必要です。何を見ればよいかが決まっていると、媒体選定、訴求内容、実施場所、期間を決めやすくなります。
認知目的のKPI例
認知目的では、人流のある場所での接触数の目安、指名検索の変化、SNSでの言及、スタッフが受けた質問数などが候補になります。写真や動画を記録する場合は、人物や店舗名の写り込み、使用許可にも注意が必要です。正確な人数を測れない場合でも、実施場所と時間帯を記録しておくと振り返りやすくなります。
来店前接点では、QRコードの読み取り、地図リンクのクリック、予約ページの閲覧、クーポン表示、SNSプロフィールへの遷移などが候補になります。これらは直接の売上ではありませんが、来店前の関心を測る材料になります。
問い合わせ目的のKPI例
問い合わせ目的では、フォーム送信数だけでなく、問い合わせ前に読まれたページ、資料の閲覧、電話前の検索行動なども確認したい項目です。広告が相談前の理解形成に役立っているかを見ることで、単純な件数だけでは分からない改善点が見えてきます。
AD NomiyaでKPIを置く場合の注意
AD Nomiyaを使う場合、街頭での接触がすべて数値で追えるわけではありません。だからこそ、測れるものと測りにくいものを分け、無理に効果を断定しないことが大切です。
たとえば、専用QRや専用LPを用意すれば、一部の行動は測りやすくなります。一方で、記憶に残ったこと、後日の検索につながったこと、会話のきっかけになったことは、完全には数値化できません。現場メモ、SNS反応、指名検索、問い合わせ時のヒアリングを組み合わせて判断する方が現実的です。
問い合わせ前には、今回の施策で何を最も見たいのかを一つ決めておくと、AD Nomiyaの使い方も明確になります。認知なのか、検索導線なのか、来店前接点なのかによって、表示する内容や稼働場所は変わります。
まとめ
広告施策を選ぶ前には、目的とKPIを先に決める必要があります。認知、興味、来店前接点、問い合わせでは、見るべき指標が違います。
AD Nomiyaのような街頭接点を作る施策では、売上だけでなく、気づき、検索、SNS確認、QR読み取り、問い合わせ前の理解形成まで含めて見る方が実態に近くなります。成果を断定するのではなく、何を測り、何を測りにくいものとして扱うかを分けることが、広告判断の精度を上げます。
AD Nomiyaを含む広告施策を検討する場合は、目的、対象者、実施エリア、接触後の導線、確認したいKPIを先に決めると相談が具体的になります。広告の良し悪しを媒体名だけで決めず、何を変えるための施策なのかを明確にしてから問い合わせることが大切です。

